阪神・森下 単独キング16号 先発野手全員安打狙って決めた 死球もトップ…12球団最多の「9」

 「DeNA3-11阪神」(19日、横浜スタジアム)

 阪神・森下翔太外野手は気付いていた。「最後の最後で自分だけヒットが出てなくて、少しそれも頭にあった」。自分が打てば先発野手全員安打となる場面で“トリ”を飾る強烈な一撃。リーグ単独トップに躍り出る16号2ランに「甘く入った変化球だったけど、いい感じに角度を出しながらのホームランを久しぶりに打てたかな」と納得顔を見せた。

 ド派手な一発は、5点リードの九回に飛び出した。無死一塁から相手の暴投で中野が三進。続く5球目、左腕・坂本のチェンジアップを豪快に振り抜いた。「(中野)拓夢さんが得点圏に進んでくれて一番打ちやすくなった。『外野フライでも』という部分が、ゾーン上げをできた要因」と快音を自己なりに分析した。

 五回には12球団最多となる今季9個目の死球を受けた。これは球団最多の年間19個ペース。強打者の“宿命”とも言える相手バッテリーの厳しい内角攻めに耐えながら、存在感を発揮している。

 一発は9日・ソフトバンク戦(ペイペイ)以来8試合ぶり。交流戦終盤には「もう少し打球角度をつけていきたい」と話し「こういう悩みになれるのも、結果を残しているからこそ」と自身を客観視しながら出場を続けてきた。

 「(リーグ戦再開の)一発目の勝ち方としてはすごく良かったんじゃないかなと思います」。自慢のバットで再び、セ・リーグ相手に牙をむく。

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