阪神・藤川監督 課題「明確」12球団ワーストDH打率・111 嶋村「自分の技術不足を感じました」
「オリックス3-2阪神」(14日、京セラドーム大阪)
阪神・藤川球児監督(45)は11敗目を喫した交流戦で「明確」な課題を口にした。18試合制では球団ワーストの敗戦数に並んだ中で、DHで先発出場した9試合の打率は・111。DH制対応への課題を正面から受け止めつつ、甲子園での残り2試合に挑む。
客席を二分したドーム球場に悲鳴と歓喜が交差する。1勝1敗で迎えた関西ダービー第3戦。今季3度目の延長戦で、2度目のサヨナラ負けを喫した。鬼門・交流戦で11敗目(5勝)。18試合制が導入された18年以降、2試合を残してワーストに並んだ。藤川監督は「明確」と課題を語った。
「今日のゲームと切り分けてお話しさせていただくとすれば…小技であったり走力、守備力の汎用性、スイングの強さというものは今後、明らかに必要だろうというのは明確だと思っています」
指揮官は、9人で仕掛けていく攻撃と表現し、セ・パにおける野球の違いについて語った。浮き彫りになったのはDHの対応だ。この日は2試合連続で嶋村を6番起用。1点を勝ち越した五回、続く2死満塁で二ゴロに倒れた。七回にも2死一、三塁で左飛。2度の得点圏で結果を出せなかった。
敵地9試合のうち指名打者で先発出場したのは、前川4試合、嶋村3試合、ディベイニーと福島1試合。計27打数3安打、1打点で、12球団ワーストの打率・111など苦しんだ。パ・リーグ投手との対戦に、嶋村も「自分の技術不足を感じました。もっとしっかりと振れるようにならないといけない」と唇をかんだ。
藤川監督は選手に「強さ」を求める。若い投手にもだ。五、六回を工藤でつなぎ、1点リードの七回には木下を起用。プロ初の3連投で送り出したが、先頭・杉沢の二塁打から同点を許した。前日13日の好救援から一転の結果に「今後の成長につながると思いますから、また頑張ってほしいと思いますね」と、糧にして成長する姿を期待した。
明確な課題を痛感した交流戦は残り2試合。甲子園に戻って戦う16日は、引き分け以下で西武の交流戦Vが決まる。昨年も甲子園でソフトバンクに敗れ、目の前で優勝の歓喜を見せつけられた。「勝負強さといいますか。強い選手を作りながらというか、待つというか。グラウンドでプレーするのは選手ですから」と藤川監督。胴上げ阻止から秋のリベンジに向かう。
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