阪神・伊藤将 74日ぶり登板も今季初星ならず 三回まで完全、5回2失点 上々の復帰戦「反省して、次につなげていけたら」

 「ソフトバンク3-2阪神」(11日、みずほペイペイドーム)

 丁寧に、1球ずつ魂を込めて投げた。阪神・伊藤将が左大腿(だいたい)部の筋損傷から1軍復帰。調子は良かっただけに、悔やまれるのは四回だけ。「点を取ってもらった後の回だったんで、そこはしっかりと反省して、次につなげていけたら」。今季初勝利はお預けとなった。

 三回までは一人の走者も出さず、完全投球。「ストレートもファウルを取れたり、インサイドも使えていたんで良かったなと思います」。3者連続三振を含む、5奪三振で寄せ付けなかった。しかし、先制してもらった直後の四回に先頭の正木に同点ソロを被弾。さらに連打で無死一、三塁として、栗原に勝ち越しの犠飛を浴びた。

 五回は三者凡退で5回3安打2失点。結局、四回以外はパーフェクトだった。3月29日の巨人戦(東京ド)以来、74日ぶりの1軍マウンド。勝利とはならなかったが、次回以降に期待を持てる内容だった。

 上々の復帰戦。「空振りだったり、ファウルを取れたりしていた。そこは自信を持って続けていけたら」。苦しむ投手陣に光が差した。

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