阪神・伊原 再始動でいきなり“山川斬り”1カ月半ぶり実戦で3回無安打0封 1軍復帰へ「順調」

 「ファーム・西地区、阪神5-1ソフトバンク」(3日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)

 再始動のマウンドでいきなり“山川斬り”だ。腰部の張りで2軍調整中の阪神・伊原陵人投手が約1カ月半ぶりに実戦復帰。六回から2番手として登板し、安打を許さない好投で3回無失点。復活に向けて、始まりの一歩を踏んだ。

 六回をわずか8球で三者凡退に片付け、続く七回にハイライトがやってきた。1死後、打席に立ったのは球界屈指の大砲・山川だ。「キャッチャーと良いコミュニケーションを取った中で対戦できた」。初球ボールの後、140キロのツーシームを打たせて右飛。わずか2球での決着に手応えをにじませた。

 全球種を試した充実の37球。直球は最速145キロ、無安打、2奪三振と残した数字を見れば、これ以上ない実戦復帰に思える。しかし「ここで満足しているようでは、1軍で投げても打たれる」と伊原。「回を重ねてからのストレートの質や出力がもう少し必要」と見据える天井は高い。

 開幕ローテ入りも、3試合目で腰を負傷。よもやのリハビリ生活となったが「慌てないことを意識した。順調にきている」。左腕が紡ぐ2年目の物語が再び動き出した。

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