【谷佳知氏の眼】無傷6勝目挙げた阪神・高橋の強み いい投手の条件を兼ねそろえている
「ロッテ0-1阪神」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
阪神は先発の高橋遥人投手が8回2安打無失点で無傷の6勝目。チームの連敗を3で止めた立役者を、デイリースポーツ評論家の谷佳知氏は「いい投手の条件を兼ねそろえている」と言う。
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高橋が8回を無失点の圧巻の投球で6勝目を挙げた。八回は1死から代打のソトを迎えて力んだのか連続四球を出したが、ギアを上げて後続をきっちりと断った。こういう場面で抑えきる強さはさすがだ。
コントロール良く、丁寧に投げていたし、バッターはどの球種に対しても打ち切れてなかった。全球、勝負球といった感じで甘めのボールがほとんどない。追い込むのが早く、バッターに余裕を与えず、考えさせない。いい投手の条件を兼ね備えている。
8回106球での降板となったが、打線の援護がもう少しあれば、完投する余力はあったと思う。それでも1得点で勝ちきれるのが阪神の強さと言えるだろう。
打線はつながりがなかったが、新人の立石が4試合ぶりのヒットを放ち唯一の得点の起点になった。粘って打てたのは良かったが、あとの打席は少し手打ちになっているような印象を受けた。
毎日試合に出場してフルスイングするのは体力がいる。疲れが出てくると微妙なズレが生じて打てるボールも打てなくなる。緊張感もある中で消耗があるのかもしれないが、1本ヒットが出たことで気持ち的には安心できたのではないか。明日以降の試合に生かしていってほしい。
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