阪神・村上「最強ピッチャー」高橋に刺激 「遥人さんが『まだまだ』と言うなら、自分も(まだまだ)と」
「阪神3-1広島」(16日、甲子園球場)
虎のエースはハチャメチャかっこいい!阪神・村上頌樹投手(27)が「TORACOデー」に先発し、4月3日・広島戦(マツダ)以来となる今季2勝目を挙げた。完封目前で悔しい降板となったが、九回途中1失点と力投。藤川監督も絶賛の123球だった。チームの連敗は2でストップ。首位・ヤクルトと1ゲーム差に迫り、交流戦前の勝率5割以上が確定した。
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村上いわく「最強ピッチャー」。今季4完封の高橋が大きな刺激となっている。圧巻の成績とは裏腹に、3歳年上の先輩は常に自信なさげ。嫉妬することはないのだろうか-。そんな疑問をぶつけると、右腕は笑った。
「それはないですね。実力もネガティブさも、あそこまで行き切ってるから(負の感情は)思わないのかもしれないです(笑)。あの人はどんな良い投球をしても、自分で自分を褒めることはないでしょうし…」
むしろ左腕が口にするのは、周囲をたたえる言葉。「『頌樹とか伊原がちゃんとやってくれてたから、オレが抑えることができた』とか言ってくれる。うれしいですね」と力をくれる存在だ。
最高のお手本でもある。新人時代にはリハビリ組だった左腕からツーシームを教わり、今でも武器の一つ。「リハビリしていた分、体のことに関して詳しい。引き出しを持ってる人なので勉強になる」と、体重移動の仕方などフォーム面について質問することも多い。反対に「勉強熱心」な高橋から感覚を尋ねられることもあり、意見交換することは日常茶飯事だ。
「遥人さんが『まだまだ』と言うなら、自分も(まだまだ)と。負けたくないというか、自分もそれぐらいの成績を出したい、出せるっていう気持ちでいます」
ローテを守り続けてきた自負がある。もどかしい日々が続いても、まだまだやれると奮い立たせてきた。最強投手の存在を刺激に、昨季3冠の意地を示した123球だ。(デイリースポーツ阪神担当・間宮 涼)
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