阪神・ドラ3岡城 プロ初猛打ショー!連日の大暴れメモリアル「直球を強くスイングできたのが一番良かった」

 「ヤクルト2-10阪神」(30日、神宮球場)

 勝利の余韻に浸りながら歩く帰路は、前日より少しだけ、よく虎党の声が聞こえた。猛攻の口火を切ったのはルーキーの一打。29日にプロ初安打を放った阪神のドラフト3位・岡城(筑波大)が、2戦連続スタメンで躍動だ。

 「昨日よりはマシになったんですけど、緊張するのは変わらないです」

 初々しい言葉とは裏腹に、堂々と役目を果たした。初回、難敵・高梨を攻め立てる。「とにかく出塁することだけを考えてました」。1死で打席へ入ると、1ストライクからの外角カーブを捉えて右前へ。2戦連続安打を放ち、大山の適時打で先制のホームを踏んだ。

 さらに二回にも右前打、五回には中前打と、いずれも直球を捉えてプロ初の猛打賞。実績豊富な右腕に対して全て3球以内に仕留め「直球を強くスイングできたのが一番良かった。(積極性は)自分がぶらさずやっているところ」と納得顔だ。前日は七回に代打が送られたが、この日はプロ初のフルイニング出場。八回には初死球と痛い“おまけ”もあったが、最後まで快勝に貢献した。

 陽が当たらぬ間も、目標を見失うことなく根を張ってきた。悔しさも肥やしだ。筑波大4年時には大学日本代表に落選。同代表が出場した日米大学選手権は中継を通して目に焼き付けた。「悔しい気持ちはありました。選考合宿ではヒットも出て走塁でもアピールできて、かなり手応えがあったんですけど…」。それでも「自分はプロを目標にしているので」と引きずることはなかった。

 プロ入り後も、代表メンバーだったドラフト1位・立石(創価大)や同2位・谷端(日大)が宜野座スタートを明言された中、自身は具志川で鍛錬を積んだ(立石は故障で具志川組に変更)。「同じ大卒で負けたくないライバル。3人でしっかり頑張って行きたい」。どんな立場でも足元を見つめて努力を重ね、虎の新人一番乗りで1軍舞台に花を咲かせた。

 連日の奮闘に、藤川監督も「ひたむきにやることでしょうね。立ち止まらずにね。キャリアが浅い選手は、とにかく行けるところまで行く」と背中を押す。連覇を狙うチームの1ピースへ。つかんだチャンスは、離さない。

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