阪神 22年ぶり巨人戦開幕カード勝ち越しの裏に「攻めの守備」 大胆シフトも作戦は入念準備、異例の甲子園閉鎖で非公開練習も

 リーグ連覇を狙う阪神が2年連続の開幕カード勝ち越しを決めた。巨人戦に限れば04年以来、実に22年ぶりのことだ。27日の初戦を落とした中で第2、3戦に連勝。藤川監督が「激しいゲームになった」と総括した3試合を勝ち切った裏には「攻めの守備」があった。

 28日・第2戦の初回、先頭のキャベッジを打席に迎えた。前日27日の初戦で村上のファーストストライクを右翼スタンドに運んでいる。阪神の内野陣は一斉に右寄りのシフトを敷いた。その初球、三遊間を守った三塁・佐藤輝の右に鋭い打球が飛んだ。定位置なら左前打になった当たりを、軽快にさばいて1アウトだ。

 翌第3戦。2点を勝ち越した直後の八回2死一、二塁で代打・丸だ。一、二塁間の強烈な打球を右寄り深めに守った中野が難なく処理。ピンチを未然に防いだ。ベンチの最前列に立ち1球ごとに指示を送る田中内野守備走塁コーチ。作戦面だけに多くは語らないが「昨年から継続している」とチーム内での決め事が浸透しているとうなずく。

 「監督の思いもありますしね。チーム全体で昨年からやっていることなので、続けていけるようにという感じですよね」

 2、3月は非公開練習にも時間を割いた。屋外…しかも甲子園を閉鎖するのは異例だった。サインプレーなどチームとしての作戦を入念に準備。3アウトで攻守が変わる野球では、一つのプレーで試合の流れが行き来する。攻めの守備が流れを呼び、勝機を手繰り寄せた。大胆なシフトを敷いた裏にはベンチの根拠や、緻密な準備があった。(デイリースポーツ・田中政行)

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