阪神・石井 来季こそ自身初シーズン完走 キャリアハイへ「1軍で投げさせてもらえれば数字もついてくる」
阪神の石井大智投手(28)が7日、兵庫県小野市で行われた「小野ハーフマラソン」に参加。来季自身初のシーズン完走を誓った。
「1軍で完走したシーズンは今までないので、そこは来年求めていきたいです」
入団から5年、着々と成績を残し絶対的セットアッパーになった。ただ、開幕から1軍で投げきった経験はない。今季も頭部に打球を受けるアクシデントに見舞われるなど、離脱期間があった。責任感の強い男に悔しさが残った。
石井に疲労という概念はない。「疲れというのをあまり考えてないです。抽象的すぎて。形のないものも求めるのは嫌いなので」。どんな状態でもマウンドに上がれば、ベストを尽くすのが信念。「自分のメカニックがどうなってるのか、考えはまとまってきている」。経験を積む中で、自らとどう向き合うのか、イメージはできている。
来季、全ての数字でキャリアハイを目指す右腕にとって、投げ続けることが大きなテーマだ。「1年間、1軍で投げさせてもらえれば、数字もついてくる」。シーズンを完走し、さらなる飛躍を目指す。
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