阪神・小野寺 打撃のレベルアップへ「強く振る」 SGLで残留練習「久しぶりにバックスクリーンに入りました」

 阪神の小野寺暖外野手(27)が12日、打撃のレベルアップを誓った。意識しているのが「強く振ること」。今季は4月末から2軍暮らしが続き、再昇格したのは8月末だった。以降は打撃と守備で存在感を見せたが、「バッティングは守備ほど自信を持ってできていない。それで8月後半まで打席に立てなかった」と分析。右方向への打撃は得意だが、小谷野打撃コーチからは「右翼の頭を越える打球を打てたら幅が広がる」と助言を受けた。

 この日の日鉄鋼板SGLスタジアムでの残留練習でも中堅から右方向に強く飛ばすことを意識。「久しぶりにバックスクリーンに入りました。逆方向に強い打球を打てていた」と手応えを得た。

 今後は例年通り、大山と自主トレをする予定。来季の出場機会を増やすため、力強いバッティングを身につけていく。

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