阪神 湯浅が復帰後初の回またぎ ピンチ切り抜け勝ち越し許さず

 「中日-阪神」(25日、バンテリンドーム)

 阪神・湯浅京己投手が国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復帰後初の回またぎで登板した。

 ドラフト1位・伊原に代わり2番手で同点の七回、マウンドに。代打・板山を見逃し三振、木下を遊ゴロに。山本は150キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 八回は先頭の川越に右前打を許したところから2死一、二塁のピンチを迎えたが、最後はカリステを右飛に。勝ち越しを許さず、左翼スタンドからは湯浅コールが鳴り響いた。

 中継ぎは桐敷が左上肢の筋疲労で離脱中。石井は22日、23日に連投し、岩貞は前日、2イニングの回またぎで登板していた。

 湯浅は4月29日に復帰後初登板を果たしたのも、5月23日に復帰後初勝利を挙げたのもバンテリンドームだった。

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