阪神・デュプランティエ 甲子園で初星だ 10日先発「この雰囲気の中で投げることが楽しみ」
阪神のジョン・デュプランティエ投手(30)が9日、先発予定の10日・ヤクルト戦(甲子園)での来日初勝利を誓った。
同初登板初先発だった3日・DeNA戦(京セラ)は6回1失点で8奪三振ながら、援護がなく勝ち負けはつかなかった。「前回は(投手の)ケイにバントをされ、進塁して点を取られた。そういった大事な場面を重要視して練習した」と前回の反省を生かす。
初対戦となるヤクルト打線には「積極的に来るところは来るし、投手に球数を投げさせようとする嫌な打者もいる。プロの一流打者が並んでいる」と警戒心を強めた。
甲子園はオープン戦で経験しているが、シーズンでは初めてとなる。「大観衆の前で投げる。この雰囲気の中で投げることが楽しみ」。同球場で最終調整を終え、投球を心待ちにした。
「しっかりとゾーンに自分の球を投げて、ゲームを作る。後は味方を信じて、ファンの皆さまも見守っていただけたら。良い試合がしたい」。大勢の虎党の大歓声を味方に付けて、2度目の登板で来日初勝利をつかみ取る。
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