阪神 15打席連続無安打の佐藤輝がフリー打撃で柵越え9本 小谷野打撃コーチから助言も

打撃練習に備える佐藤輝(撮影・中田匡峻)
穏やかな表情を見せる佐藤輝(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神・佐藤輝がフリー打撃で快音を連発した。38スイング中、柵越えは9本。バックスクリーン左へ突き刺す一発や、右翼5階席に直撃する特大弾もあった。小谷野打撃コーチから助言を受ける場面もあり、真剣な表情で耳を傾けた。

 佐藤輝は3月28日の開幕戦の1打席目に森下から先制2ランを放ったが、それ以降は精彩を欠き、15打席連続無安打、10三振と苦しんでいる。1日のDeNA戦も4打数無安打3三振。試合後には「(状態は)悪くないですよ。ちょっとしたことなのでコーチを話しながらしっかり臨みたい」と巻き返しを宣言。藤川監督も「(不振は)必ずあると思うしね。それがいつか分からないのがバッターですから。本人の中でまた明日に向かって立ち向かうと思います」と背中を押していた。

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