阪神・佐藤輝 あるぞ!実戦3年ぶり右翼先発 公式練習でレーザービーム連発 推定130メートル看板直撃弾も
阪神・佐藤輝明内野手(26)がカブス、ドジャースとのプレシーズンゲーム(15、16日・東京ドーム)に、右翼でスタメン出場する可能性が14日、浮上した。公式練習のシートノックでは三塁を守った後、外野グラブに持ち替えて右翼へ。レーザービームを連発するなどメジャーとの大一番を前に大ハッスルした。
「(外野は問題ない?)そうっすね。はい。(外野練習は)ちょくちょくやってますけどね」
2022年10月2日・ヤクルト戦(甲子園)以来3年ぶりとなる右翼での先発へ、佐藤輝は準備万全だ。前日、神宮外苑での全体練習でも外野でノックを受けており動きも軽快。本格的に右翼を守るのは、春季キャンプ中の2月20日に行ったシャッフルノック以来、約1カ月ぶり。藤川監督は「ご想像にお任せします。そのあたりもチームの作戦ですから」と話すにとどめたが、チームとして起用のオプションが広がることは間違いない。
東京ドームがメジャー仕様に彩られる中、練習中から佐藤輝は終始にこやかだった。右翼から本塁へストライク返球を決めると、満面の笑み。フリー打撃でもカブスの選手が見守る中、右翼方向へ鋭い打球を連発させ、4本の柵越え。右中間ボードに直撃する推定130メートル弾もあった。
「どういう雰囲気でやっているのかとか、練習法も見られればいいかなと思います」
練習後もメジャーリーガーに興味津々。三塁ベンチに坂本と座り、集合写真に納まるカブスの選手の姿に見入った。入れ替わりで練習を観察することはできず、交流もお預けとなったが、刺激をいっぱいもらった。
開幕前のプレシーズンゲームとはいえ、「SATO」の名前を世界に広める絶好のチャンス。待ちに待った2連戦へ、佐藤輝は「そうっすね。楽しみです」と声を弾ませた。規格外の強肩とパワーで、メジャーリーガーの度肝を抜く。
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