阪神 前川右京が執念のノーヒットノーラン阻止「さすが前川右京やな」「大きな拍手」ＯＰ戦三冠王の執念 藤川監督も絶賛
「オープン戦、西武１－０阪神」（１１日、ベルーナドーム）
阪神が九回２死からノーヒットノーランを阻止した。途中出場の前川右京外野手が遊撃への内野安打を放ち、阪神ファンが歓喜に沸いた。
崖っぷちに追い込まれた中、前川が放った打球は二遊間へ。懸命に一塁を駆け抜け、判定はセーフ。西武ベンチから西口監督が出てリクエストを要求するも、判定は覆らず。阪神ファンからは大きな歓声がわき起こった。
相手のウィンゲンターは１５０キロ台中盤のスピードを誇り、かつボールを動かしてくる難敵。新助っ人右腕からきっちりとＨのランプをともし、ネットでは「さすが前川右京やな」「このえげつないウィンゲンターから打った前川右京に大きな拍手」「前川はエグい」など反響の声がわき起こった。
前川はこの日、スタメンを外れていたが途中出場。九回２死の第２打席で安打を放った。試合前時点でオープン戦三冠王の男が、チームの屈辱を阻止した。
藤川監督は試合後、「ベンチに座っていても非常にゲームに集中していますしね。自分たちの前で見てる姿も立派なものがありますね。年齢等別にしてね」と評していた。
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