阪神-巨人戦で吉田沙保里さんがノーバン始球式 連覇の極意は「気持ち」同郷・前川にもエール

 始球式を務める吉田沙保里氏(撮影・石井剣太郎)
 始球式を終え、笑顔を見せる吉田沙保里(撮影・山口登)
 始球式を務める吉田沙保里(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)

 「J:COM 超速ネット光デー」として開催された一戦で、世界大会16連覇の記録を持つ元女子レスリング日本代表の吉田沙保里さん(41)が登場した。

 名前にちなんだ「さお」の意味で、背番号「30」のユニホームでマウンドに。見事なノーバウンド投球を披露し、「甲子園球場は初めての始球式だったのでちょっと緊張もあったんですけど、成功して。ワンバウンドなしで。たぶん今までの中で一番良かったんじゃないかなってくらい。100点かもしれないです」と笑顔を見せた。

 世界大会16連覇、五輪3連覇の記録を持つ吉田さん。球団史上初の連覇を目指す阪神に「個人競技と団体競技とまた違うかもしれないんですけど、一人一人の気持ちとか、『勝ちたい』っていう気持ちが一つになれば勝てるんじゃないかと。私は最後もう気持ちだと思っていたので。『これだけやってきたんだから絶対負けない』っていう気持ちでマットに上がって、ポジティブに気持ちを切り替えて」と極意を明かした。

 阪神・前川は吉田さんと同じ三重県・津市出身で、今年1月、吉田さんの名前が由来の「サオリーナ」で行われた「二十歳のつどい」にも参加した。吉田さんは「うれしいです。ふるさとが同じっていうだけで応援したくなりますし、頑張ってほしいと思います」と前川にエールを送った。

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