阪神 ビーズリーが来日最長6回無失点の快投 1、2軍合計40イニング連続無失点に「メッセンジャーの再来」の声も

 力投する先発のビーズリー(撮影・中田匡峻)
 4回、吉川の打球にグラブを出すビーズリー(撮影・田中太一)
 3回、泉口の打球をよけ、尻もちをつくビーズリー(撮影・飯室逸平)
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 「阪神3-0巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神のジェレミー・ビーズリー投手が6回無失点の好投。来日最長イニング記録を塗り替え、2勝目を手にした。

 前夜、戸郷にノーヒットノーランで敗れた流れをピッチングで払拭(ふっしょく)した。初回2死二塁のピンチで岡本和から見逃し三振を奪うとリズムに乗った。二回を三者凡退に仕留めると、三回は2死三塁のピンチを鮮やかに切り抜けた。

 四回、五回と走者を背負うも動じること無くスコアボードにゼロを刻み続けた助っ人右腕。六回も続投して三者凡退に抑え、昨年8月3日・中日戦の5回2/3イニングを超え来日最長イニングとなる6回無失点の快投だ。

 「全体的に自分の思い描いた通りの投球ができたね」とコメントした右腕。「ボールをしっかりコントロールすることができたし、ランナーを出しても慌てることなく、自分のボールを投げ込むことができたよ。野手のみんなを点を取って盛り立ててくれて感謝したいね」と語った。

 今季初登板となった前回のヤクルト戦では5回無失点で初勝利を手にしていたビーズリー。ウエスタンで29回連続無失点と無双してつかんだ1軍の舞台でもゼロを刻み続けている。

 昨季、リリーフとして阪神に入団した助っ人。シーズン途中から先発に転向したこともあり、ファンは「メッセンジャーの再来」という声を上げている。2010年代に阪神のエースとして活躍した右腕も当初はリリーフとして期待されたが、先発に転向して才能が開花。NPB通算98勝をマークしていた。

 チームも石井、岩崎、ゲラとつないで完封リレー。前夜ノーノーの悪夢を見事に払拭した。

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