阪神・岡田監督「才木が一番やりたかったんじゃないか」「それに値する投球だった」7回完封の右腕をたたえる【一問一答】

 6回、先制3ランを放った佐藤輝(右)を迎える岡田監督(撮影・山口登)
 5回を投げ終え、梅野(右)とタッチを交わしベンチに戻る才木(撮影・中田匡峻)
 6回、3ランを放った佐藤輝(右から2人目)はベンチ前で才木(右端)らとタッチをかわす(撮影・石井剣太郎)
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 「阪神3(降雨コールド)0中日」(21日、甲子園球場)

 コールド勝ちで今季初の6連勝、開幕から21試合目で首位に立った阪神・岡田彰布監督は「まだまだ21試合」と表情を引き締めた。雨が降りしきる中でのゲームとなったが、「才木が一番やりたかったみたい」と明かし、「それに値するピッチングをしてくれた」と笑みを浮かべた。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -雨でコンディションが悪い中、勝利した。

 「きょうはもう、才木が一番やりたかったみたいでね。だからまあ、ねえ。それに値するピッチングをしてくれましたし。何とかね、序盤の、こういう状況だから、1点でもね、先、先、先と思ってね、初回からバント使ったんだけど」

 -才木は足場も手先も気になるところで、うまく投げた。

 「下が悪いんでね、コントロールとか色んな面で、あれですけど。普段どおりのね。まあ、本人がやりたいやりたい言ってたからやっぱりよっぽど調子もいいし、投げたかったんじゃないですか」

 -それと佐藤輝が1番いいものが出ましたね。

 「そうですね、だから、まあね、これ、いつ止めてもね、いいような、もうグラウンド状態だったし。あそこ3ランっていうね、3点が大きかったですね、やっぱりね」

 -こういう雨の試合、勝負どころ、どういう感じで踏んでらっしゃったんですか。

 「いや、もう、まず、もう5回までね、とにかく5回まで。こっちに最初のイニングでもとにかく1点でもと思って。だからもうね、無理やり木浪にもバントさしたいんですけどね。うん、だからまだ後攻なんでね、その辺はちょっと楽なんですけど、本当ね、1点じゃどうなってたかもわからないし。砂を入れるいうことだったんですけどね、本当スリーランていうのはね、やっぱりおおきかったと思いますね」

 -この雨の中、もう甲子園、黄色いポンチョもぎっしり満員で、最後まで皆さん残ってましたけども、いかがでしたか。

 「いやいや、予報はね、悪いのはあったけど、とにかく今日は園芸さんにも今日は絶対やるという、そういう気持ちがあったからね、みんなやっぱりプレーにもね、それは才木にも表れてたんじゃないですかね」

 -10試合連続2得点以下をくぐり抜けチームが抜けた。

 「まあピッチャーはね、ずっと頑張ってるんで、やっぱり一人一人の成績なんですけどね、みんながヒット1本ずつポンポンと出だすとつながりも出てくるし、うまくフォアボールとかも絡んでくるんで、いい時のそういうつながりというか、それが、これはもうほんと、ゲームの中のきっかけなんですけどね、出ましたね」

 -この時点だが引き分け挟んで6連勝、首位に立った。

 「まあ全然それはね、まだまだ、20試合、21試合ですからね、7カードだから21だから、まあ。去年はねえ、去年は5月貯金3つで行ったのを、その3つをねえ、4月ですか、今年もまだそらねえ、早く出たかなという、そういうくらいの感じですね」

 -表情から見て首位という座り心地は悪くない。

 「いやまあ、それはそうですけどね。やっぱりこれはねえ、10試合しのいで、ある程度5分で戦ったのが、そこで辛抱したのが、やっぱりピッチャー頑張ってるのに野手がちょっと不甲斐なかったので。野手の奮起がこの3、4試合のいい結果になってると思いますね」

 -雨の中で応援したファンに。

 「もう、スタンド見たの試合前ですけど、みんな早くからスタンドにいて。だから今日はファンのためにも、お客さんのためにも絶対やるという気持ちでいてたんでね。まあ、いい試合をね、雨の中寒かったと思いますけど、見せられて本当に良かったと思います」

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