阪神・岡田監督 佐藤輝の欠場「なんでや。使わなあかんの?」 前日には絶好機で空振り三振に倒れて苦言

 6回の攻撃を終え、選手交代を告げた岡田監督(左)は険しい表情を見せながらベンチに戻る。右は藤本内野守備走塁コーチ(撮影・中田匡峻)
 ベンチスタートの佐藤輝(中央)は戦況を見つめる。左奥は岡田監督(撮影・田中太一)
 5回、ナインを迎える佐藤輝(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、中日4-3阪神」(16日、バンテリンドーム)

 阪神の先発・大竹は今季最長の5回を投げ、5安打2失点だった。

 今年1月に左肩のガングリオンを除去した影響で出遅れ、この日が2度目の実戦登板。二回2死から石川昂に同点ソロを被弾。三回も三好の右翼線二塁打から1死三塁のピンチを背負い、細川に勝ち越しの右前適時打を許すなど不安定な投球が続いた。それでも四、五回は安打を許さず無失点に抑えた。

 佐藤輝は15日の試合で九回無死一、三塁で空振り三振。岡田監督は「どんな当たりでもバットに当てて前飛んだら何かが起きるけどな」と苦言を呈していたが、この日はスタメンを外れ、最後まで出番はなかった。岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -大竹は5イニング投げた。

 「4回ぐらいからやな、ようなったんわな。コントロール悪いしのお、高めばっかりいくしな。4、5は良かったよな。球数少なかったから5回まで」

 -状態はもうちょっと。

 「状態ってまだ2回目やんか。2イニング投げて、お前。2回目の登板やで。まあ、まだ投げなあかんからな、そらな。ちょっと、まだボールもいってなかったしな、ストレートな。4回ぐらいちょっとリズムもテンポもやっとようなってきたって感じやな4回、5回でな」

 ー来週の京セラで長いイニングというイメージか。

 「まあ、そら投げると思うけどなあ。予定ではな。まあまだ分かれへんからな、そらな。投げ終わった後とかな、いろいろ」

 ー中日の印象は。

 「印象なんかないよ、まだ。そんなん昨日、右左でなあ、こんだけツープラトンでやるわけやから」

 -2軍では門別が投げた。

 「見とったよ、ずっと。またホームラン打たれとったけどなあ。まあまあ普通ちゃうか。最後まで見てないけどな、何回投げたか知らんけど。4回ぐらいまで見とったけど」

 -判断は開幕ギリギリまで。

 「してない、してない。全然してないよ、そんなん。してないよ」

 -2人とも最後まで見極めた上で、開幕ギリギリで決める。

 「そうやん。まあこれはもう雨で流れた分やからな、昨日今日はなあ、おーん。千葉の…。」

 -佐藤輝はベンチスタート。

 「ベンチスタートて、使わなかっただけやんか。なんでや。使わなあかんの?なんでそこまで言わなあかんの。選手起用まで言われたらかなわんわ」

 -前川は打つ方でアピール続いているが。

 「おーん。あんま使ってなかったからのう」

 -やっぱり打力は魅力ある

 「いやいや、つこうたら打つよ、外野が激しいからなあ、それだけや」

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