阪神 オープン戦10敗目 19年以来の2桁敗戦 実戦2戦目の大竹は5回5安打2失点と課題残す

 ベンチを引き揚げる佐藤輝(中央)ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 ベンチでノイジー(右)から打撃のアドバイスを受ける佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 2回、石川昴にソロを許す大竹(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、中日4-3阪神」(16日、バンテリンドーム)

 阪神はオープン戦10敗目を喫した。オープン戦2桁敗戦は11敗だった2019年以来。先発・大竹が5回5安打2失点。打線は佐藤輝と森下がスタメン落ちした。

 先発・大竹はこの日がオープン戦2試合目。2回2死から石川昂に同点ソロ本塁打を被弾。三回1死三塁から細川に勝ち越しタイムリーを許した。今年1月に左肩ガングリオン(良性腫瘍)を除去した左腕。前回登板の6日・楽天戦でも本塁打を許しており、2度目の実戦マウンドでも不安を残す内容となった。

 1点ビハインドの六回は2番手・漆原が細川にソロ本塁打を被弾。七回には、愛知県出身のドラフト5位・石黒佑弥投手=JR西日本=が凱旋登板。ただ、この回2死満塁から細川に遊撃への内野適時打を打たれ、追加点を許した。

 一方の打線は「6番・三塁」でスタメン起用された糸原が初回に先制タイムリー。しかし、1-1の同点で迎えた三回は1死満塁の勝ち越し機から糸原、坂本が凡退して無得点だった。

 3点を追う八回1死からは、前川がチーム5イニングぶりの安打となる左前打。続く大山が四球を選び1死一、二塁として小野寺が右前適時打。2点差に詰め寄って、さらにこの回1死満塁としたが熊谷は右邪飛。2死満塁から小幡は中飛に倒れた。

 続く九回にも、中日の守護神・マルティネスを攻めて1死から植田、高寺、前川の3連打で1点差に詰め寄ったが、4番・大山が遊ゴロ併殺に倒れ、反撃も及ばなかった。

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