阪神・岡田監督「飛距離は佐藤輝と一緒くらい」「みんなよりワンランク上」育成出身の長距離砲に高い期待「貴重ですよ」の理由も
阪神の岡田彰布監督(66)が27日、MBS「せやねん!」に生出演。昨年11月の秋季キャンプ中に育成枠から支配下登録され、1軍キャンプに抜擢した野口恭佑外野手について「飛距離は佐藤と一緒くらいですよ。みんなよりワンランク上の飛距離がある」と評した。
番組の冒頭で両翼の選手が課題と語っていた指揮官。「さっき森下、ノイジーって言ったんだけど、野口も右なんですよね。貴重ですよ」と語った。今キャンプでは外野の両翼をキーポイントにしている中、特に右打者の育成がテーマになってくる。
野口は「育成に入って1年でね。6月くらいまでケガしてたんかな。そこからファームで打率3割、ホームラン6本くらい打ってるんですよね」と評し、秋季キャンプでは実際にバッティングを見て「1人おったなあ、おーん」と支配下登録を即決。「野口やなあ、リストワーク使えて、だから遠くに飛ばせるわなあ。そんな力入れてないで、あれ。そういうの、あんなんやっぱり自分でつかんだんか知らんけど、なあ、できるんよなあ」と高く評価していた。
キャンプに向けて「若い選手が紅白やるまで必死にやらないと。なかなかまた、去年と違ったキャンプを見れると思うんで。本当、楽しみですね」と語っていた。森下、ノイジーらとの外野定位置争いに育成の星が割って入ることができるか-。飛躍を果たせば大きな戦力の底上げとなりそうだ。