阪神・岡田監督が筋金入りの「愛」を語る「野球=タイガースも生活の一部」「もうタイガースしかないと思ってる」
阪神の岡田彰布監督が24日、大阪市内で行われた「関西プレスクラブ新年会員交流会」に出席。幼少期から育んだ筋金入りの“阪神愛”を赤裸々に語った。
「僕はもう、大阪で生まれて、親父とかの関係でずっとね、タイガースファンというかね、小さいときから甲子園に行ったし」と語った指揮官。子供のころから父に連れられて甲子園を観戦に訪れ、1962年の優勝時は幼稚園児だったが「覚えてるわ。白いブーツで乗ったん」とオープンカーに乗せられたエピソードを持つ。
小学5年生の時には三宅秀史さんとキャッチボールした際、「指が短いから、ピッチャーではなく内野手をやった方がいい」と言われたことが後に内野手へと進むきっかけに。入団時の背番号「16」も三宅さんがつけていたことが選んだきっかけになったという逸話が残る。
壇上では「まあね、本当にね、たまたまドラフトでタイガースに当たったんだけど、それも何かの運命だし、それからずっと指導者とかも、こういったユニホームとかを着続けていまになるんだけど」と感慨深く語った指揮官。「まあとにかく、野球も生活の一部だけど、もうその野球と一緒で、野球=タイガースも生活の一部でね。まあ、これからもずっとこういう形でタイガースと関わると思うし、そういう意味で、何というかな、どこの球団とかそういうのはないですよ。もうタイガースしかないと思っているから」と力を込めた。
一方で「タイガース子供の会っていうのが、年間十何試合、外野席見に行けるとか、昔はそんなのがあったんだけど、でも俺の時代は、タイガースはなかった。だから俺は南海ホークスの子供の会に入った」と爆笑秘話も披露。「だから俺はリトルホークス、少年野球は。リトルホークスに入れと言われて」と語り、ユーモアたっぷりに会場を沸かせることも忘れなかった。
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