阪神・平田ヘッドが成長株左腕を一喝した事件とは?「勉強せんかい!」「和田監督は何を教えとるんや」
MBSの情報番組「せやねん!」が13日、放送され、阪神の平田勝男ヘッドコーチを元阪神の狩野恵輔氏がインタビューした。
平田ヘッドは「今年順調に行ってほしい投手の一人」として、高卒2年目の門別啓人投手の名前を挙げた。昨秋キャンプで岡田彰布監督が投手MVPに指名し、開幕ローテ入りを目指す左腕について、「球の質やスピード含めて、井川の2年目より上だと監督は言っている」とし、「フィールディングがうまいし、何でも器用にこなす。打撃もいいから二刀流やね」と期待した。
一方で昨季、門別との間で勃発した事件も披露。門別がつけている背番号30は、同ヘッドが現役時代につけたもの。そこで親近感を持っていたが「(昨季)1軍に上がった時に、30番は誰がつけていたか知っているか」と聞くと「知らない」と答えたため、「勉強せんかい!和田(2軍)監督は何を教えとるんや」と一喝したという。
「翌日にまた聞くと、平田ヘッドですと(答えていた)。おまえ、そのくらい勉強しておかんかいと教育しておいた」と同ヘッドはにんまり。すべては“平田節”でのエピソードだが、背番号30を背負う19歳の後継者へ、期待は尽きない様子だった。