日本一の阪神 リリーフ陣が続々大幅昇給 及川も倍増以上1700万円増の3200万円で更改「もっとチームに貢献したかった」

 契約を更改し会見で笑顔を見せる及川(撮影・立川洋一郎)
 契約更改後の会見を終えて席を立つ及川(撮影・立川洋一郎)
 契約を更改し会見に臨む及川(撮影・立川洋一郎)
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 阪神・及川雅貴投手(22)が3日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1700万円アップの年俸3200万円でサインした。

 この日、阪神では日本一に大きく貢献したリリーフ陣が更改し、続々と大幅昇給の評価を受けた。島本浩也投手(30)は2500万増の4800万円、桐敷拓馬投手(24)は2200万円増の年俸3300万円でサインした。

 及川は左のリリーフとして33試合に登板し、大幅昇給を勝ち取ったが、「自分としては悔しいシーズン。ある程度いい状態を保って年間通していけた中で、あまり登板数を重ねられなかった。岡田監督の信頼が欠けてたのかなって感じていたので」と回想。CSと日本シリーズは登板がなく、「後半戦だったり、ポストシーズンだったりで、もっとチームに貢献したかったなっていう思いが一番強い」と素直な胸中を吐露した。

 オフにはシーズン中は抑えていたウエートトレーニングに取り組むことを宣言。「年間通して戦うっていう部分では必要かなと感じたので、ウエートをほどよくやっていきたい」と体力強化を図った上で、来季の最低限の目標を40試合登板に設定していた。

(金額は推定)

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