【中田良弘氏の眼】5回を3安打無失点 阪神・ビーズリーは何らかの形で使える

 「阪神タイガース2-3横浜DeNAベイスターズ」(18日、甲子園球場)

 先発したビーズリーは5回を3安打無失点にまとめ、課題だったスタミナ面はクリアしたように思う。CSで投げる先発の頭数はそろっているから、おそらくリリーフ想定だろうが、何らかの形で使えるという計算は立ったのではないか。

 六回に登板した及川は先頭打者に四球を与えた。いきなり3ボールになるという悪い癖が出てしまったね。この時期、ベンチはいろんなことを試したいもの。選手の立場からすれば、試されているわけだ。短期決戦。1つの四球が命取りになることもある。実際この回は失点につながったのだから、しっかり反省してほしい。

 試すという意味ではこの試合、長坂が先発マスクをかぶった。15日の広島戦には栄枝が先発したが、梅野不在の現状で最も怖いのが坂本のリタイア。早めに優勝が決まったことでCSまでのブランクは長くなったが、控え捕手の彼らに経験を積ませることができるという点ではプラスだろうね。

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