阪神が連勝でDeNAに引導!11ゲーム差と突き放す 伊藤将が完封&適時打の大暴れ 優勝マジック「26」

 「横浜DeNAベイスターズ0-2阪神タイガース」(20日、横浜スタジアム)

 阪神がDeNAに連勝で優勝マジックを「26」に減らした。3位・DeNAを11ゲーム差と突き放し、2年ぶりのカード勝ち越しを決めて優勝争いで引導を渡した形だ。

 先発・伊藤将が投打に大暴れした。二回、2死三塁で木浪がDeNAの先発・バウアーから右前適時打を放ち先制すると、四回2死三塁の場面では自ら中前適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

 左腕はバウアーとの投げ合いだったが、丁寧にボールを低めに集めてDeNA打線をほんろう。序盤三回をわずか1安打に抑え、最大のピンチとなった七回1一、二塁の場面では大和を遊ゴロ併殺打に仕留めて鮮やかに切り抜けた。最後まで抜群のコントロールがぶれることなく、三塁を踏ませずにスコアボードに9つのゼロを並べた。

 「あんまりチームに貢献できていなかったので何とか9回投げられるように。ストレートもいい強さで、変化球も低めに丁寧に投げることができたので良かったです」とお立ち台で語った伊藤将。打撃でプロ初マルチも記録し「良かったです」と力を込める。

 左腕はこれで今季2度目の完封勝利となり、リーグトップタイ。ビジターではプロ初の完封だ。「野手にも助けられて」とバックも好守でもり立て、四回2死ではソトの左越え安打でノイジーがクッションボールを好処理。二塁へのストライク送球で刺した。七回には関根のボテボテのゴロを木浪が素早く処理しアウトにした。

 九回も中野が一、二塁間のゴロを鮮やかなプレーで封殺。最後は「ヒヤッとした」と2死一塁からソトの打球を森下がフェンス際でつかみ、引き締まったゲームを演出した。これで長期ロードのヤマ場となった広島&DeNAの敵地6連戦で3勝3敗。18年ぶりとなる悲願の“アレ”へ大きく近づく1勝だ。

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