オリックス・頓宮裕真捕手（２６）、阪神・村上頌樹投手（２５）、中日・細川成也外野手（２４）の３選手が１８日、愛知・名古屋市内で開催された「マイナビオールスターゲーム　２０２３」の前日イベントに参加した。

　阪神・村上は１９日の第１戦で先発予定で、全パのロッテ・佐々木朗と投げ合う。球宴最速１６３キロ超えもかかる投手との投げ合いに「ちょっと嫌です（笑）」と苦笑いしつつ、「１４０キロでも抑えられるところを見せたい。持ち味はコントロールなので、そこを見てほしい」と気合十分。「気持ちとしては一つも負けてないので、セ・リーグを代表してしっかり抑えたい」と力強くコメントした。

　頓宮は、昨年の球宴は「家族で温泉旅行に行ってる時に見てました」と明かし、「僕の持ち味はバッティングなので。フルスイングで会場を沸かせられたら」と力を込めた。ホームランダービーの注目選手について問われると、「細川選手ときょう友達になったので。（オリックス・杉本より）友達の方を応援します」と会場を笑わせた。

　バンテリンドームでのホーム開催となるだけに、細川は地元・名古屋のファンからひときわ大きな声援を受けた。昨オフにＤｅＮＡから現役ドラフトで移籍。「ドラゴンズに来て、まさか１年目で出られるとは。今は試合に出られる喜びを感じながら毎日野球できています。（チームメート）みんなテレビで見てると言ってくれたので爪痕残したい」と意気込んだ。