阪神 幻の勝ち越し犠飛で流れ失う 伊藤将の甲子園連勝もストップ 3カード連続初戦負け

 7回、ピンチを迎え、マウンドにしゃがみ込む伊藤将(撮影・高部洋祐)
 9回、併殺に倒れ悔しがる渡辺諒(撮影・高部洋祐)
 9回、森下が空振り三振に倒れ試合終了。ベンチで厳しい表情の岡田監督(ベンチ内右から3人目)=撮影・中田匡峻
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 「阪神2-3ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 阪神はヤクルトに敗れて2連敗となった。

 近本離脱の影響により、この日は「1番・中堅」にドラフト1位・森下(中大)を抜てき。さらには両翼にミエセス、ノイジーと攻撃型布陣で臨んだ。

 1点ビハインドの六回は、中野の四球、ノイジーの安打で無死一、二塁。続く大山が41イニングぶりの適時打となる左翼線二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 続く、1死二、三塁。ミエセスが中飛を放ち、三走・ノイジー、二走・大山がタッチアップ。送球は三塁に投じられ、大山が走塁死。勝ち越しかと思われたが、大山のタッチアウトのタイミングがノイジーのホームインより早かったため得点は認められず。岡田監督はリクエストを要求するも覆らなかった。

 このワンプレーで流れが変わった。先発・伊藤将は初回こそ1失点を喫するも、その後は六回まで1安打に抑える好投を披露。ただ、七回に2死満塁を招いて代打・川端に勝ち越しの中前2点適時打を献上。7回5安打3失点で黒星が付き、「11」まで伸ばしていた甲子園連勝記録が途絶えた。

 土壇場の九回に代打・小野寺の右前適時打で1点差に迫ったが及ばず。これまで9勝3敗を誇っていた土曜日に敗戦。6月30日・巨人戦から3カード連続で初戦負けとなった。

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