阪神・大山悠輔 3000万増の1億3000万円で更改 森保Jに刺激「諦めない気持ちが大事」
阪神・大山悠輔内野手(27)が6日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万増の年俸1億3000万円でサインした(金額は推定)。
6年目の今季は124試合に出場し、打率・267、チームトップの23本塁打にキャリアハイの84打点をマーク。6月は月間打率・318、10本塁打、29打点と“無双状態”の大活躍でチームをけん引したが「まだまだですね。まだできると思うし、もっとできると思う。(打点は)キャリアハイの数字ですけど、もっとできたと思います」と振り返った。
今季は一塁と左翼の併用以外に右翼守備に就くこともあった。来季は岡田監督が一塁固定の起用方針を明言している。「ファーストはボールに絡む回数がすごく多いし、ショートバウンドもそうですけど、捕るか捕らないかで勝利に直結してくるポジションですごく大事」と表情を引き締めた。
ファンに対しては「最初なかなか勝てなくて、僕たちもしんどかったけど、ファンの皆さんが一番もやもやしたと思う。その中でも熱い応援もらって、すごくありがたかったし、最後3位で終われたのもファンの皆さんの熱い応援のおかげ」と感謝した。
「来年はもっと喜んでもらえるように、きょうのサッカーもですけど、試合を見ていて感動するというのがスポーツの良さ。諦めない気持ちがすごく大事だなと感じた。僕たち野球でも同じだと思う」とサッカーW杯の森保ジャパンにならい、来季は虎党に感動を与えられるシーズンとすることを誓った。