阪神 サンズ氏の駐米スカウト就任を発表、シーツ氏は今季限りで退団
阪神は3日、ジェリー・サンズ氏(35)が駐米スカウトに就任することを発表した。
サンズ氏は2020、21年に阪神でプレー。2年間で39本塁打を放つなど、勝負強いバッティングを見せた。また本塁打後に両手をヒラヒラさせる“ハッピーハンズ”のパフォーマンスでも人気を博した。メジャー、韓国、日本で活躍した経験をスカウトして発揮することが期待される。
また、現在のアンディ・シーツ駐米スカウト(51)は今季限りで退団する。以下、2人のコメント。
サンズ氏「2シーズン、タイガースの一員としてプレーさせてもらい、今年の6月をもって私は現役を引退しました。この度、タイガースから駐米スカウトとして、もう一度タイガースの一員としてチームに携わることができることを大変光栄に思います。選手とは違う立場にはなりますが、これまでさまざまな場所で選手としてプレーしてきた経験と、知識を生かし、スカウト活動はもちろん、入団後の外国人選手たちのフォローをすることでタイガースに貢献したいと思います。また、世界一のタイガースファンのみなさまに会えることを楽しみにしています」
シーツ氏「選手として3年、スカウトとして14年という長きにわたり、タイガースという素晴らしい組織の一員でいれたことに心から感謝します。私はスカウトではなくなりますが、タイガースの将来は非常に明るく、私自身タイガースの一員であったことを誇りに思っています。タイガースファンのみなさんにも本当に感謝しています。あなたたちは、間違いなく世界一のファンです。私も今からはタイガースファンの1人として、いつか阪神甲子園球場で冷えたビールを片手に、みなさんと一緒に試合を見る日が来ることを楽しみにしています」