阪神・熊谷の三塁守備を岡田監督が直接指導 現役時に中西太コーチ直伝

 「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸)

 投内連係の練習中に三塁を守っていた阪神・熊谷敬宥内野手(27)が、岡田監督から直接指導を受けた。内容は1死二塁などの場面で相手が送りバントをしてきた際の守備姿勢と、三塁ベースカバーへの入り方だ。

 熊谷は二走を気にするあまり、守備時に体を投手方向へ向けて半身になっていたため、ベースカバーへ入る際に三塁の位置を確認していた。そこで指揮官はあらかじめ体を本塁側へ向け、真っすぐ後ろに下がることで、確認することなく三塁に入れると助言。グラウンドにバットで線を引きながら説明した。

 「ベースを探すやん一回。だいたいその間に、ピッチャーはファンブルしとるんよ(笑)」。投手がミスした際に、すぐ反応できるのがメリット。指揮官がオリックスで現役時代に、中西太コーチに教えてもらったものだという。

 「投手が(打球をちゃんと)捕ってくれるだろうという気持ちは、すごくありました」と反省した熊谷。この日、27歳の誕生日を迎え、「常に野球のことを考えながらやっていきたい」と男前の表情を引き締めた。

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