阪神・前川右京はライト専念 将明言「左投げやから」 フリー打撃ではバックスクリーン越え2発

 特守でボールを追う前川(撮影・田中太一)
 バットを持って練習を見る岡田監督
 特守でボールを追う前川(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季キャンプ」(7日、安芸)

 阪神・前川右京外野手(19)が右翼守備に専念することが決まった。岡田監督が「左投げやから。ライトをな」と構想を披露。前川は「しっかり守れるように、このキャンプもオフも取り組みたい。バッティングだけじゃなくて、そういったとこも、しっかりしないといけない」と前向きに捉えた。

 午前中のシートノックでは左翼に就いたが送球ミスが目立った。「おかしい。バラバラになってきている」と前川。午後の個別練習では右翼へ。筒井外野守備走塁コーチに指導を受けながら、課題克服に取り組んだ。

 持ち味の打撃は魅力いっぱいだ。フリー打撃では93スイング中、柵越え22本。前日に続いて“バックスクリーン越え弾”を2発放ち、スタンドを湧かせた。

 「バッティングでアピールできやんかったら、何アピールすんねんって感じなので。しっかりバットを振って、質のいい当たりを目指してやっていきたい」

 来季の外野は中堅・近本、左翼は新外国人が守る構想。残り1枠。期待の大砲が右翼競争に割って入る。

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