阪神・馬場1軍守備走塁コーチが就任会見 失策数減へ「基本的なことをやっていかなくちゃ」
阪神の1軍内野守備走塁コーチに就任する馬場敏史氏(57)が22日、兵庫西宮市の球団事務所で就任会見を行った。
阪神は今季もチーム86失策で、5年連続のリーグワーストを記録。課題解消に向けて「甲子園というのは土のグラウンドなので、そこは避けられない場所だと思う。そこでしっかり基本的なことをやっていかなくちゃいけないのかな、というふうに思います」と意欲を示した。
具体的には「足の使い方であったり、グローブの出し方であったり、捕ってからのスローイングの仕方だったり、そういう細かいところをもう一回チェックしながら」と基本を徹底的に教え込むことを強調。一塁・大山、三塁・佐藤輝が固定される方針の中で「誰が二遊間にいいのかなっていうのも監督、平田ヘッドコーチに相談しながら決めていきたいと思います」と話した。
馬場氏は1989年のドラフト5位で福岡ダイエーホークスに入団、オリックス、ヤクルトを渡り歩き、00年に現役を引退した。95、96年には三塁手でゴールデングラブを獲得した名手は、韓国リーグのハンファ・イーグルスを含め、のべ6球団で内野守備コーチなどを歴任してきた。岡田監督とは、現役時代にオリックスでチームメート。同じ内野手として在籍した。