阪神 “小川キラー”の島田が適時打 今CS初スタメン起用で意地の一打

 6回、追撃のタイムリーを放つ島田(撮影・飯室逸平)
 ベンチで頭を悩ます矢野監督(撮影・飯室逸平)
 投手交代を告げる矢野監督(撮影・棚橋慶太)
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 「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト-阪神」(12日、神宮球場)

 “小川キラー”の阪神・島田海吏外野手(26)が適時打を放ち、意地を見せた。

 今CS初スタメンの島田が魅せたのは5点を追う六回2死三塁。フルカウントからの8球目、右腕が投じた145キロ高め直球にバットを出した。中堅前方に飛んだ飛球、塩見もダイビングキャッチを試みたが、外野の芝生にボールは弾んだ。

 初回の第1打席にも小川から左前打。今季対戦打率・400と好相性を発揮してきた背番号53が、ファイナルSでも結果を残した。

 「みんなまだまだ諦めていないですし、まずは1点という場面だったので、必死に食らいつきました。ランナーを還すことができてよかったです」とコメントした。

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