阪神・矢野監督【一問一答】大山V弾に「仕留めたのは見事」ケラーは「落ち着いていける」

8回、矢野監督(左)は先制ソロを放った大山にメダルを掛ける
最後を締め梅野(左)とタッチするケラー(撮影・吉澤敬太)
ファンの応援に帽子を振って応えるケラー(左)と大山(撮影・山口登)
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 「阪神1-0広島」(30日、甲子園球場)

 阪神が大山悠輔内野手の決勝弾で熱戦を制した。0-0で迎えた八回2死。広島3番手のターリーが3ボールから投じた真ん中155キロ直球を完璧に捉えて、左翼席に運んだ。試合後の矢野燿大監督は「あそこで一発で仕留めたのは見事でした」と主砲の一撃をたたえた。以下、矢野監督一問一答。

 -大山が3ボールからの1球を仕留めた。

 「振りに行くのはもう、当然。それがすごいよね。振りに行くことはできてもね。もちろん、悠輔だってホームランと思って打ちに行っているだろうし、力みとかいろんなことが出る中で、一発で仕留めたというのは、もちろん簡単じゃないというのは重々分かっているんで。悠輔もその前のチャンスで打てなかったっていう思いもあったと思うのでね。そういうのもすべて含めてね、あそこで一発で仕留めたのは見事でした」

 -青柳は雨で45分開始の遅れがありながらよく投げた。

 「まあヤギはもう慣れているし、どうこう言うことは別にないし。ブルペンに行って、また自分で調整っていうか、試合始まるっていう準備をしていたんで。もうそういうところも落ち着いてやれるピッチャーなんで。心配はしていなかったです」

 -七回無死一塁では青柳を打席に立たせて、バント失敗。

 「ちょっと早めに勝負にいって選手がいなかったので、バントならヤギにいってもらおうかなと」

 -九回はケラーが抑えた。

 「落ち着いて投げてるし、ボールもいいボールがいきだしているとだいぶ前からこっちも思っていて。スグル(岩崎)との関係のなかで現状はケラーで一人で行くと思っていたので。なかなか1点差というところはしびれる登板になったけど、落ち着いて3人でいけたというところでは今後ね。チームが落ち着いていけると思うし、ケラー自身もまたいくぞという気持ちになってくれると思う。そういう意味でもいいゲームができたかなと思います」

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