阪神 屈辱的な記録近づく22度目の完封負け 近本復帰も連勝4で止まる

 6回、佐藤輝は空振り三振に倒れる(撮影・山口登)
 ベンチで冴えない表情の矢野監督(中央)=撮影・飯室逸平
 7回、代打の糸原は併殺に倒れる(撮影・山口登)
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 「阪神0-4DeNA」(23日、京セラドーム大阪)

 勝利すれば、借金完済だった阪神だが、連勝は「4」でストップした。

 新型コロナウイルス「陽性」判定を受けていた近本が「3番・中堅」で出場した一戦だったが、今季22度目となる完封負け。球団ワーストは63年の24度で、またも屈辱的な記録が近づいてきた。

 勝負手を打ったが、実らなかった。三回までわずか1安打の今永から、四回に2死満塁とチャンスを作った。差は3点。捕手坂本に、代打・ロハスで勝負をかけた。

 しかし、三ゴロに仕留められ、無得点。それ以降はチャンスを演出することができず。実戦復帰した近本も無安打に終わった。

 先発の青柳はピリッとしなかった。5回7安打3失点で降板し、今季3敗目となった。

 初回、佐野の二ゴロ併殺の間に先制を許すと、二回は2死三塁から8番・森を申告敬遠したが投手・今永に左前適時打を浴び、2点目を献上。三回も2死一、二塁から戸柱に左前へ落とされた。

 エースがまさかの3イニング連続失点。四、五回は無失点に抑えたが、3点を追う五回に代打を送られた。今永との投げ合いに屈する形となり、3試合連続白星なしとなった。

 矢野監督は近本復帰も完封負けの打線について「チカだけで点を取れるわけじゃないんで。チカを含めて誰かがね、もう一本つなげたり、点を取れればもっと変わった流れができたかなって思うけどね」と振り返った。

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