阪神4連敗で借金1 悪夢20度目の完封負け 拙守&貧打に泣く

 4回、佐藤輝は一ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 8回、木下が2ランを放ち矢野監督は打球を見つめる(撮影・山口登)
 1回、木下の打球を失策した糸原(左)=撮影・田中太一
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 「阪神0-4中日」(12日、京セラドーム大阪)

 阪神は今季20度目となる完封負けを喫し、4連敗&借金1。借金1は7月23日・DeNA戦(甲子園)以来で、4連敗も6月28日DeNA戦(横浜)~7月1日・中日戦(バンテリン)以来となった。

 初回の失点、拙守が痛かった。そして、7試合連続失策でチームの失策数がリーグワーストの「67」となった。2死一塁から、西勇が平田に右前適時打を浴びて先制を許すと、打球を処理した右翼・佐藤輝が三塁へ送球するも悪送球に。その間に打者走者に二塁進塁を許した。

 なおも2死二、三塁から木下を三ゴロに打ち取ったが、三塁・糸原がファンブルし、手痛い2点目を失った。

 先発の西勇は二回から七回までは無失点投球を続け、立て直したように見えたが、2点ビハインドの八回に木下にダメ押しの2ランを浴び、今季7敗目が刻まれた。

 打線は4月27日・中日戦(甲子園)以来の久々に2番に糸原を起用し、5番には今季初めて陽川を据えるなど、組み替えを図ったが、なかなか機能しなかった。

 初回から塁上に走者を進めるも、本塁が遠い展開が続く。チャンスだったのは2点を追う七回2死一、三塁。打席には1打席目に大野雄から安打を放っている山本。カウント2-2からの内角直球にバットが出ず。見逃し三振に倒れた。九回も無死一、二塁の好機を作ったが、無得点に終わった。

 チームは、34イニング連続適時打なしと深刻な得点力不足に苦しんでいる。なかなか負の連鎖を断ち切ることができない。

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