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4カ月ぶり先発の阪神・藤浪へ 佐藤義則氏「ど真ん中に投げ込むぐらいの開き直りも必要」

 キャッチボールで調整する藤浪(撮影・田中太一)
 キャッチボールで調整した藤浪は福原コーチ(手前)と話をする(撮影・田中太一)
 藤浪(左)と話しながらストレッチをする木浪(撮影・田中太一)
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 阪神・藤浪晋太郎投手(28)が6日の広島戦(マツダ)で4月8日の同戦以来、4カ月ぶりに先発マウンドに上がる。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏(67)は制球難に苦しんできた右腕に自らの力を信じて開き直った投球を期待した。

  ◇  ◇

 彼の課題ははっきりしている。とにかく自滅しないこと。カウントを悪くして四球を出したり、打たれたりするのがいつもの悪いパターン。そのあたりをどこまでクリアすることができるか。早めに追い込むことさえできれば、フォーク、スライダーと素晴らしい球も持っているのだから十分に抑えられる。

 今季も2軍ではいい成績を残しているようだけど、彼の球なら2軍クラスの選手は抑えて当たり前。ファームと同じような投球ができれば1軍だって結果を残せると思うんだけど、やっぱり1軍に上がると余計なことをいろいろ考えたり、プレッシャーもかかってしまうんだろうね。

 今季で10年目。普通は10年もプロで飯を食っていれば、もう少しストライクの投げる感覚が身につきそうなものだけど、それが良くなるどころか、どんどん悪くなっている印象を受ける。10年たっても直らないものは、この先もずっと直らないような気もするけど、それでもやっぱりあのすごい球を見れば期待はしてしまうよね。

 コースを丁寧に突いていく制球力はないのだから、カウントを悪くしても「俺の球は打たれない!」と思ってど真ん中に投げ込むぐらいの開き直りも必要。自分の球を信じて力でねじ伏せていく投球を見せてほしい。

 阪神の先発スタッフを見ればローテーションの一角に食い込むのはそう簡単ではないけど、それでもやっぱり藤浪が活躍するとチームに勢いが出るのは間違いない。チームのためにも今後につながる投球で今季初勝利を挙げてもらいたいね。

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