阪神継投リレー失敗 リリーフ陣がヤクルト村上の餌食に

 9回、岩崎は村上に同点ソロを許す(撮影・山口登)
 延長11回、石井は村上に勝ち越し2ランを許す(撮影・山口登)
 7回、村上(奥)にソロを許し、悔しがる渡辺(撮影・田中太一)
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 「阪神2-4ヤクルト」(31日、甲子園球場)

 阪神が継投リレーに失敗し、連勝は5でストップ。勝てばヤクルトに3タテを食らわし、8ゲーム差に縮まっていたが、三冠王を狙うツバメの主砲のすさまじい打撃に屈した。

 四回に2点を先制。七回に2番手の渡辺が村上に左翼席へソロを浴びて1点差に。それでも3番手の浜地が「自分の仕事を全うする気持ちで」と後続を断ってリードを守った。

 八回は湯浅。1死二塁のピンチを背負うも、「ランナーを出してしまいましたが、野手の皆さんに守備で助けてもらって、結果的にゼロで抑えることができた」と無失点でつないだ。

 残るは1イニングだった。九回は守護神・岩崎がマウンドへ。山田を捕邪飛に仕留め、あと2人のところで村上に2打席連続となるソロを右翼席へ運ばれ追いつかれた。

 その後は両者譲らず、延長十一回。7番手の石井が2死一塁から村上に左翼スタンドへ勝ち越し2ランを被弾。歩かせる選択肢もあった中で、3打席連発の離れ業を食らった。

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