「阪神６－３ＤｅＮＡ」（２２日、甲子園球場）

　阪神・佐藤輝明内野手（２３）が６月３０日・ＤｅＮＡ戦（横浜）以来となる１５号２ランを放った。スコアボードの表示は「打球速度１７７キロ、角度２１度、飛距離１４１メートル」。１４０メートルの飛距離は昨年、横浜スタジアムで放った場外弾クラスだが、規格外パワーの裏側には佐藤輝自身の体のケアへの高い意識が隠されている。

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　７月中旬。虎風荘で生活する佐藤輝の元にあるアイテムが届いた。今季から契約を結ぶ健康機器メーカー・ファイテン社から届けられた「健光浴」というセルフケアの機械だ。

　ベルト型で着脱式になっている同アイテム。腰や肩、首、足などに装着することが可能で、健光浴の光が当たることによってリラックスできるという。担当者は「コロナ禍で外部のトレーナーとの接触も難しい。自分自身で疲労回復できる、筋肉の疲れのリカバリーにもなる」と利点を明かした。

　昨季も同社の「ソラーチ」と呼ばれる足裏のマッサージ器を活用するなど、サプリメントの服用なども含めて体のケアへの意識が高い佐藤輝。今回も「健光浴」など同社の疲労回復アイテムを活用しながら、疲れが蓄積する夏場の戦いを乗り越えていく。（デイリースポーツ・関谷文哉）