阪神 今季最多の19安打13得点でG粉砕 中野が4安打 西勇は8回零封の快投

巨人に大勝し、健闘をたたえ合う中野(中央)ら阪神ナイン(撮影・高部洋祐)
1回、近本の先制打で生還し、ナインとタッチを交わす中野(右から2人目)=撮影・高部洋祐
5回を投げ終え、笑顔でベンチに戻る西勇(撮影・坂部計介)
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 「阪神13-0巨人」(13日、甲子園球場)

 阪神が今季最多の19安打、13得点の猛攻。投打で巨人を圧倒し、完封負けを喫した前日のリベンジを果たした。

 初回、1死二塁から近本の中前適時打で先制すると、右足コンディション不良から1軍復帰となったマルテの右前適時打で2点目。糸原の投ゴロ併殺崩れの間にも加点し、この回3点を挙げた。

 二回にも1死二、三塁から敵失に乗じて加点。佐藤輝の右犠飛、マルテの2打席連続適時打となる左前打でこの回も3点を奪った。

 三回にも2死二塁から中野が左前適時打を放ち、リードを広げた。六、七回には暴投と遊ゴロ適時失策で加点し、八回には植田の今季初安打となる左前適時打などで4点をダメ押しした。

 先発の西勇は両コーナーを丁寧に突く持ち前の投球で、8回を4安打無失点。今季6勝目を挙げた。

 快勝した一方で、復帰したばかりのマルテは五回の守備から退いた。直前の四回2死の第3打席では遊ゴロを放った際に全力疾走できず、守備でも足が動かないシーンがあった。

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