阪神・矢野監督 各打者の積極性は評価も「プラスアルファ、何か合わせていかないと」

 敗戦を見届け、足早にベンチを後にする矢野監督(撮影・飯室逸平)
 9回、近本が一ゴロに倒れて試合終了(撮影・山口登)
 8回、A・マルティネスの打席前、湯浅(中央)のもとへ向かう福原コーチ(右)=撮影・田中太一
3枚

 「中日3-1阪神」(1日、バンテリンドーム)

 阪神は接戦を落として今季4度目の4連敗。最下位の中日に1ゲーム差に迫られた。

 二回無死二塁の好機で大山、糸原、山本が凡退。四回無死一、二塁では佐藤輝が二ゴロ併殺に倒れるなど再三の好機を生かせず。先発予定だった中日のエース大野雄が背中の張りで登板を緊急回避する中、8投手の小刻みなリレーの前にあと一本が出なかった。試合後の矢野監督は各打者の積極性は評価しつつ、「プラスアルファ、何かこう、合わせていかないと」と打席に入る前の準備、打席の中での工夫を求めた。以下一問一答。

 -七回までの得点機で1点とれないのが痛かった。

 「いやまあ振り返ればそうなんだけど」

 -大野雄が先発回避し、相手の継投策でもチャンスは作れていた。

 「まあまあね、横浜戦でもそうやったけど、ちょっと噛み合わないというね。ランナー出てから返せないっていうところがちょっと続いているんで。積極的にはいけているんで、そこにプラスアルファ、何かこう、合わせていかないと。相手も得点圏にいけば絶対に打たせない、打たせないっていうようなボールを投げようと、またキャッチャーもそういう配球をしようとするんで。まずは積極的にいくっていう、そこにプラスアルファの何かは、やっぱり準備の段階で上げてこないと」

 -糸原のらしいヒットがあった。

 「向こうはピッチャーをすごいつぎ込んできていたので、追いつけば面白いっていうのはみんなわかっていたと思うんで。そういうところで価値ある一本やったと思います」

 -青柳は立て直した。

 「まあ、そうやね。ちょっと前半、ランナーが出たっていうのはもちろんあるんやけど、テンポがちょっといつもよりは、間延びじゃないけど、ちょっと長いんかなっていうところでね。そこも修正して、1点でいってくれたんで。味方が点を取ってくれたら投げさせたいというところまで来てたんで、十分、仕事はしてくれたかなと思います」

 -湯浅は悔しい1球になった

 「まあまあ、経験の浅いピッチャーを使っているし、アイツが成長した証としてあそこで投げられているので、打たれたことは全然かまわないし、逃げたわけでもなんでもない。セットアッパーってほぼ全ての球を全力でいくっていうのは疲れがたまってくるし。その疲れた(状態で)、集中力が高い中心バッター、そういうところでどうするか。いい勉強だと思う」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス