阪神・島田 マルチヒットSHOW 八回「気合で」ダメ押し適時二塁打

 「阪神6-1西武」(2日、甲子園球場)

 ノリに乗っている。新リードオフマンの勢いが止まらない。阪神・島田がダメ押しタイムリーを含むマルチ。思わぬ形で“猛打賞”とならなかった。それでも2戦連続のトップバッターで快音連発だ。

 バットを短く持ち仕留めた。まずは初回先頭の第1打席で中前打。そして4点リードの八回1死三塁だ。カウント1-1から来た内角直球を一閃(いっせん)。「気合です」。捉えた打球は右越えの適時二塁打となった。

 “猛打賞”でもおかしくない内容だ。六回1死一塁ではライナー性の打球を左前へ運んだ。だが左翼手・オグレディが捕球態勢に入ってフェイク。一塁へ戻りかけた一走・ガンケルが慌てて二塁へ向かうもアウトとなり「左ゴロ」に。1日・西武戦に続く3安打とはならなかったが、確かな成長を見せている。

 仲間への思いをバットに乗せていた。「試合が始まる前に『ガンケルに勝ちをつけてあげよう』と円陣で植田が(言った)」。ここまでなかなか白星に恵まれていない助っ人を打棒で援護した。

 未熟だと自覚している。「自分のことで精いっぱいですけど、いい結果を残せるように」。中野、近本と形成した上位打線。胸にある向上心が次の一打へつながっていく。

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