阪神2軍 ドラ1森木が圧巻投球 プロ最長6回無失点 自己最速タイ155キロ

 先発し力投する森木(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する森木(撮影・石井剣太郎)
 キャッチボールする森木(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神-広島」(25日、鳴尾浜球場)

 阪神ドラフト1位・森木大智投手(19)=高知=が公式戦2度目の先発に臨み、プロ最長6回を3安打無失点で“プロ初勝利”の権利を持って降板した。球団のトラックマンでは計測しているが、球場表示では自己最速タイとなる155キロを計測。95球を投じて毎回の8三振を奪った。

 初回は先頭・羽月を味方失策で出塁を許し、続く中村奨に左前打を浴びて無死一、二塁とピンチを招いたが、林をスプリットで一ゴロ併殺打に。最後は4番・末包を自己最速タイの155キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 二~五回は二塁すら踏ませず。力強い直球を軸に、カーブ、スライダー、スプリットを駆使してテンポ良くアウトを積み重ねた。六回は、1死から中村奨に左翼線へ二塁打を浴びたものの、後続を断った。

 公式戦初先発だった4日・広島戦(由宇)では4回6失点とホロ苦い結果に。同じ相手との対戦でリベンジも果たした。

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