阪神・西勇が6回を10奪三振1失点の好投 前回登板でKOのリベンジ果たす

 5回、鵜飼を三振に仕留めほえる西勇(撮影・吉澤敬太)
 3回、中日の悪送球間に二塁へ激走する西勇(撮影・飯室逸平)
 1回、中日に先制を許す西勇(中央)、坂本(右)のバッテリー(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-中日」(27日、甲子園球場)

 阪神の先発・西勇輝投手(31)が6回を5安打1失点10奪三振と好投を見せた。

 初回に先制点を奪われた。2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招き、阿部の打球が右翼線へ。スライス回転がかかる難しいライナーだったが、高山は捕球できなかった(記録は適時二塁打)。

 それでも、二回からは本来のリズムを取り戻した。

 五回2死一、二塁のピンチは鵜飼を見逃し三振に斬って脱出。三回の先頭で迎えた打席では、二塁内野安打と阿部の悪送球で無死二塁の好機を作り、併殺崩れの間に勝ち越しのホームを踏んだ。

 前回登板した19日・DeNA戦(横浜)では、五回途中8安打5失点でノックアウト。リベンジを期して臨んだマウンドで結果を残し、存在感を示した。

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