阪神快勝!今季最多11得点の猛攻 佐藤輝ら3発 敵地で初のカード勝ち越し
「ヤクルト3-11阪神」(24日、神宮球場)
阪神は16安打11得点と打線が爆発。今季初の2桁得点で今季初めてビジター球場での勝ち越しを決めた。
悪天候で試合時間が約30分ずれ込んだ中、初回から打線が奮起した。1死から、4試合ぶりの先発となった糸原が三塁線を破る安打で出塁。続く佐藤輝が金久保の初球を弾丸ライナーで右中間席へ運び、リーグタイに並ぶ先制6号2ランを放った。さらに2死一塁から中野が昨季5月4日・ヤクルト戦(神宮)で放ったプロ1号以来となる今季1号2ラン。いきなり4点を奪った。
4-0の三回には無死一、三塁の好機で中野が左前適時打をマークして5点目。1死一、三塁から梅野の二ゴロの間にもう1点を追加した。
7-2の七回2死二塁では、代打から途中出場していた小幡が大下の初球を捉えて右越え2ラン。プロ4年目にして記念すべき初本塁打が飛び出し、ヤクルトをさらに突き放した。
9-2の八回には、1死一、三塁から中野の犠飛で10点目。2死一塁で守備から途中出場の島田が右前適時打を放った。
先発のガンケルは5回3安打2失点と好投し、今季初勝利。昨季ヤクルト戦2勝0敗、防御率1・77の“ツバメキラー”ぶりを発揮した。