佐藤蓮 阪神クローザーの覚悟 岩崎の指名に気合「割って入れるように」

 阪神・佐藤蓮投手(23)が29日、岩崎優投手(30)、高橋遥人投手(26)と共に静岡草薙球場で行われたプロ野球静岡県人会主催の野球教室に参加した。終了後のトークショーでは、司会者が「静岡リレー!」を連呼し、目の前に座る子供たちは大盛り上がり。高橋が先発して、セットアッパーは佐藤蓮…。守護神は岩崎という空気が一瞬だけ流れたが、背番号13は背番号30に視線を向けた。佐藤蓮が岩崎から守護神に指名された。

 飛龍高、上武大を経て2020年度ドラフト3位で入団したが、今季の1軍デビューはかなわなかった。2軍戦でも16試合の登板で3勝1敗ながら、防御率は5・71だった。それでも、力強く前を向く。先輩からの大きな期待を受けて「そこに割って入れるように頑張りたいと思います」とクローザーを目指す覚悟を決めた。

 秋季練習から「キレのある体を作れれば良いかなと思ってやっています」と減量を開始。以前は一度の食事で500~600グラムの白米を食べていたが、200~300グラムに減らして「玄米にしたりとか」とダイエットを実践している。106~107キロあった体重は現在101~102キロ。目標は100キロだ。

 「(岩崎と高橋は)すごく結果を残していて。まずは追いつけるように。そういう思いを持ってやりたいなと思います」。かつて久保田(現2軍投手コーチ)が付けた背番号30を継承する右腕。同郷の先輩2人の背中を追い、超進化を遂げる。

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