阪神・中野が山形県スポーツ特別賞を受賞「素直にうれしい」

 阪神の中野拓夢内野手(25)が27日、故郷の山形県から「山形県スポーツ特別賞」を受賞し、山形県庁で授賞式に参加した。

 同賞は国内または海外のプロフェッショナルスポーツなどにおいて、年間を通して活躍し、山形県競技スポーツの振興に関して特に顕著な功績をあげた者に贈られるとされている。

 中野は「こういった賞を受賞できる機会も少ないと思うので、本当に素直にうれしく思います」と喜んだ。また、同県のスポーツ大賞は、ボクシングの男子世界選手権で日本勢初となる金メダルを獲得した岡沢セオン選手が受賞。「金メダルの方と自分では全然比にならない」と謙遜しながらも、「金メダルの方と受賞できたのは、うれしく思います」と話した。

 26日に山形へ帰省。約10日間、地元で体を癒やす予定だが「少しずつトレーニング含め、動いていこうかなと思っています」とストイックだ。

 母校の日大山形へあいさつに訪れると「監督さんに『雰囲気が変わった』と言われた」。地元の方も、大活躍した中野が大きくなって帰ってきたのを喜んでいるようだ。

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