阪神・梅野にレジェンド・古田敦也氏が愛の辛口エール「打つ方がまだまだ物足りない」
阪神・梅野隆太郎捕手(30)が、元ヤクルト監督の古田敦也氏(56)から辛口エールを送られていたことが12日、分かった。共に関西テレビで31日午後3時45分から放送(関西ローカル)の「こやぶるSPORTS超大晦日SP」(仮)の収録に参加。正捕手を確固たるモノにするために、必要なのは打撃成績の向上だ。
130試合に出場して打率・225、3本塁打、33打点。シーズン最終盤で坂本にスタメンの座を奪われた梅野に対し、古田氏は「打つ方がまだまだ物足りないですね。3割と言わなくても、もうちょっと上の方にいけば打点も増えるし、ホームランも増えるかもしれない」と指摘した。
「圧倒する力ってのを見せつけなきゃいけないですね」。今季リーグ3位に沈んだ盗塁阻止率・288など、捕手として残る成績の良化も、重要課題だ。プロ通算2097安打、ゴールデン・グラブ賞10度を誇るレジェンドの思いは、しっかりと梅野に届いている。
「自分の野球人生はまだまだこれからだと思うので、本当に一生懸命取り組んで近づいていきたいなと思います」。目標は古田氏。愛のある辛口エールを力に変え、飽くなき向上心でレベルアップを図る。来季こそ必ずチームを日本一に導く。