来季阪神キャプテンは総選挙で決定 12・4“決選投票”で1人決定

 阪神が来季のキャプテンを選手投票で決定することが14日、明らかになった。すでに第1回の投票は終了しており、そこでの上位4人による“決選投票”を12月4日に実施。同日オンラインで行われる「ファン感謝デー2021」で結果が発表され、その場で新キャプテンが所信表明を行う予定になっている。前代未聞のタイガース総選挙。結果はいかに!?

 阪神チーム内で、超異例と言える一大イベントが着々と進められていることが判明した。これまでは監督らによる指名制で決められていたチームキャプテンを、選手全員参加による総選挙で決定するというのだ。

 「ちょうど(衆議院の)選挙があったから、おもろいやんということで、選手選挙をさせようということになって」と井上ヘッドコーチ。今季は野手は大山、投手では岩貞が務めたが、キャプテン二人制は廃止。来季は全体キャプテン一人になる。

 実はすでに第1回の投票は終了済み。甲子園に1、2軍選手全員が集結した、秋季練習初日の10日に「投票箱を作って本格的にやった」という。

 新キャプテンは、第1回投票で上位4人による決選投票で最終決定される。決選投票が行われるのは12月4日。同日に開催される、オンラインでのファン感謝デーの最後に投票結果が発表され、その場で新キャプテンが所信表明のあいさつで締めるという、自民党総裁選を模した流れになるようだ。

 「俺がプロデュースしたの、そこは」。ご満悦の表情で明かした井上ヘッドによると、誰が決選投票に残っているかは選手らに知らされておらず、4人には決選投票前に伝えられるという。

 選手全員投票による栄えある新キャプテンは、果たして誰になるのか。大本命は近本か。ルーキーイヤーから3年続けてレギュラーとして結果を出し続けてきた背番号5が選出されれば、キャプテン制度が復活した2012年以降では初の選手会長兼任となる。

 今季のチームキャプテン・大山が再び信任を得ることも予想される。また「ホームランメダル」作製など、さまざまなアイデアでチームを盛り上げてきた坂本が人気を集める可能性もありそうだ。

 名誉キャプテンだけに糸原の復帰は微妙か。投手2冠の実績を残した青柳も資格は十分。大穴では最年長の糸井か。はたまたFAで流出の可能性もある梅野や、佐藤輝が大抜てきされる可能性はあるのか。アナタも予想しながら「12・4」を待ってみては!?

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